既存RC壁と新設壁とのコントラスト

丹波伝統工芸公園 陶の郷 伝習会館 改修工事

その他   #RC #リノベーション
丹波焼の郷・立杭にある伝習会館の改修プロジェクトです。
リブ状のRC打放し壁やルーバー天井、釉薬タイルのサイン壁といった既存の躯体と素材は、この施設が重ねてきた時間そのもの。
塗り隠すのではなく現しのまま残し、更新は展示のための白い新設壁と照明・サインに絞ることで、粗い既存と平滑な新設のコントラストを空間の骨格としました。
既存を活かすことは、コストを抑えることと、施設の記憶を引き継ぐことの両方につながっています。
新設した白壁には、一枚ずつ表情の異なる丹波焼のモザイクタイルを張り込み、既存のタイル壁に現代の丹波焼で応えるアートウォールに。
ホールでは階段上部からの光がコンクリートの陰影を照らし、来館者を2階へ導きます。
2階のカフェには木の造作棚を設え、窯元ごとの器が並ぶ柔らかな居場所としました。
所在地
兵庫県丹波篠山市
構造
鉄筋コンクリート造 地上2階
竣工時期
2026.04
備考
デザイン監修 : ミテモ株式会社